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第48回衆議院選挙の福岡県の結果について
2017年10月23日 日本共産党福岡県委員会
小選挙区では、沖縄1区で赤嶺政賢さんが2期連続で自公勢力を打ち破り、当選を勝ち取りました。「オール沖縄」のみなさんの力を総結集していただいた結果です。
比例代表で日本共産党は、全国8つのブロックで11議席を得たものの9議席を失いました。九州・沖縄ブロックでは、田村貴昭さんの2回目の当選を得ましたが、前回の2議席には及ばず、真島省三さんの議席を失うという痛恨の結果となりました。福岡県での比例の得票は、前回から4万3千票あまり少ない16万1,093票(得票率7.31%)にとどまりました。
日本共産党の前進を願い、ご支持を寄せていただいた支持者のみなさん、昼夜を問わず大奮闘いただいた後援会員、党員のみなさんに心から感謝を申し上げます。
「市民と野党の共闘」は福岡県でも追求し、日本共産党は小選挙区の福岡3区で立候補を取り下げ立憲民主党の候補を支援しました。また福岡10区と11区では社民党との間で候補者の一本化を実現し、10区で社民党の支援を受けるとともに、11区の党の立候補を取り下げ、社民党候補を支援しました。九州・沖縄で見れば、沖縄1、2、3区での「オール沖縄」の勝利を始め、全35小選挙区のうち野党共闘候補が5選挙区で自公勢力に打ち勝ち、福岡3区、10区などの比例復活を含めれば10人の野党共闘議員が誕生しました。これは、市民連合をはじめ、「安倍政権に審判を」「安保法制廃止」「立憲野党を増やそう」と奮闘された市民のみなさんとの共同の成果であり、今後もさらに発展させていくため日本共産党も力を尽くします。
日本共産党は選挙中に訴えた、「森友・加計疑惑の徹底追求」「安保法制=戦争法、共謀罪法、秘密保護法の廃止」「北朝鮮問題の対話による平和的解決」「消費税10%中止、格差をただし暮らしを応援する経済政策」「安倍9条改憲反対」「被爆国政府として核兵器禁止条約に署名を」「原発再稼働の中止」などを実現するために、衆参26人の国会議員団を先頭に、国会論戦とむすんだ国民運動でも全力をあげて、安倍政権と真正面からたたかう決意です。そして、どんな情勢でも選挙に勝てる強く大きな党づくりに本格的に取り組み、捲土重来を期して奮闘したいと思います。今後ともご支援、ご協力をいただきますよう心からお願い申し上げます。
福岡県の結果(比例代表)
今回 | 2014年 | 増減 | ||||
得票 | 率 | 得票 | 率 | 得票 | 率 | |
日本共産党 | 161,093 | 7.3 | 204,164 | 10.4 | ▲43,071 | ▲3.1 |
自民党 | 728,179 | 33.1 | 651,790 | 33.3 | 76,389 | ▲0.2 |
公明党 | 380,622 | 17.3 | 384,611 | 19.6 | ▲3,989 | ▲2.4 |
維新の会 | 102,754 | 4.7 | 268,430 | 13.7 | ▲165,676 | ▲9.0 |
社民党 | 52,617 | 2.4 | 54,015 | 2.8 | ▲1,398 | ▲0.4 |
立憲民主党 | 388,250 | 17.6 | – | – | 388,250 | 17.6 |
希望の党 | 374,764 | 17.0 | – | – | 374,764 | 17.0 |
(民主党) | – | – | 314,357 | 16.1 | 314,357 | ▲16.1 |
(次世代の党) | – | – | 41,289 | 2.1 | 41,289 | ▲2.1 |
(生活の党) | – | – | 28,575 | 1.5 | 28,575 | ▲1.5 |
合計 | 2,203,305 | 100 | 1,958,623 | 100 | 244,682 | – |