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2016年9月15日2016年9月16日

しんぶん赤旗 2016年9月15日

「部落差別」永久化法案廃案を 仁比・藤野議員が福岡で調査

仁比聡平参院議員と藤野保史衆院議員日本共産党の仁比聡平参院議員と藤野保史衆院議員は9月13日、先の国会で継続審議となった「部落差別」永久化法案(「部落差別解消推進法案」)の廃案に向け、福岡県で実態調査しました。高瀬菜穂子、山口律子両県議が同行しました。

両議員は、県地域人権運動連合会を訪問。仁比氏は「衆院通過見送りで法案に何の道理もないことが明らかになった。みなさんと力を合わせ廃案に追い込む。『部落問題』の真の解決の道筋を学びたい」と話しました。

川口学会長は「部落解放運動とは『部落』とそれ以外の地域の垣根をなくすこと」と強調。行政の特別対策事業で部落解放同盟支部長の押印がなければ給付が受けられないようにして事業の囲い込みをはかった「窓口一本化」や部落解放同盟による過去の「糾弾」と称したつるし上げなどを批判し「この法律ができれば昔の状態が繰り返される。部落差別を助長する法案を阻止したい」と語りました。

福岡県庁での調査の後、党筑紫・朝倉地区委員会で党議員らと懇談。2002年の同和対策特別措置法終了後も続く不公正な同和対策事業の実態や巨額の予算、同事業の手厚い福祉を他の地域に広げる党地方議員の取り組みなどを聞き取りました。

藤野氏は「最前線で活動するみなさんと一緒にたたかっていく。国会で法案をつぶす最初のたたかいとなる理事会対応に立つ決意が固まった」と語りました。

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