2015年11月28日2015年12月1日
福岡民報 2015年11・12月号外 2015年11月28日
11・28 志位街頭宣伝 2会場で3,800人
全国遊説・第2弾、志位委員長が福岡で気迫の訴え
日本共産党の志位和夫委員長は28日、小倉・天神の2箇所で、横浜に続き全国遊説第二弾となる参院選挙躍進をめざす街頭演説をおこないました。会場となったJR小倉駅コレット前、天神イムズ前は、演説開始とともに聴衆の輪がぐんぐん広がり、小倉1,800人、天神2,000人が参加、志位氏の演説に共感の拍手が盛んに送られました。街頭演説は、田村貴昭衆院議員の司会で始まり、地元福岡在住の真島省三衆院議員、仁比聡平参院議員が紹介されると、党躍進を象徴する3人の国会議員の登壇に大きな拍手と歓声がわきました。
戦争法廃止の国民連合政府実現、参院選躍進めざし
いせだ比例代表予定候補、しばた福岡選挙区予定候補とともに
26日に出馬会見を行ったばかりの、しばた雅子参院福岡選挙区(定数3)予定候補は、新聞奨学生や大手ホテルで働いたみずからの生い立ちにふれ、「憲法を壊す総理大臣、若者を使い捨てにする政治は許さない」「若い力、もてる力をすべて発揮してがんばる」と力強く決意表明。いせだ良子比例予定候補は、安倍自公政権による戦争法強行も、沖縄新基地建設の押しつけも、個人の尊厳を国家が押しつぶす暴挙であり「絶対に許せない」と力説、「国民の幸せを第一に考える政治の実現へ全力を挙げる」と訴え、大きな拍手を浴びました。
志位委員長は戦争法案とのたたかいを通じて、「主権者一人ひとりが自発的に声をあげ、力を合わる新しい政治の流れが始まった」と述べ、国民の声にこたえる戦争法廃止・立憲主義回復の国民連合政府提案意義を力説。この中で戦争法の危険性をテロとの関係で解き明かしました。志位氏は、空爆で無数の民間人を犠牲にする米仏露などのやり方は、「テロと戦争の悪循環をつくるだけだ」と述べ、貧困や政治的宗教的差別をなくすなど、日本共産党の「4つの提案」を紹介。最後に「すべて国民は個人として尊重される」と明記した憲法13条をひいて「個人の尊厳を大切にする」政治への転換を訴え、参院選で自民・公明を少数にし、退場に追い込むこと、そのためにも日本共産党を躍進させてほしいと訴え、歓声に包まれました。
街頭募金は政令市議会議員が先頭に立って訴え、小倉は11万7,428円、天神は15万520円集まりました。
日本共産党への期待、みなさんの心温まる募金に感謝いたします。