2016年11月29日2017年2月10日
しんぶん赤旗 2016年11月29日(火)
吉良さんに聞いてみよう 国際紛争・奨学金・ブラック企業青年130人 車座トーク
共産党がめざす社会語る
党県委員会と民青県委員会が共催し、県内各地から130人が参加しました。
吉良氏は「声をあげれば必ず政治は動く」とのべ、若者の政治参加で給付制奨学金実現やブラック企業規制が前進していると強調。党綱領にふれ「目指すべき社会を語っているからこそ横暴に負けずにたたかうことができる」と日本共産党を紹介し入党と民青同盟加盟を呼びかけました。
参加者らは学生や20代、子育て世代などに分かれ、車座になって感想などを語り合いました。吉良氏は席をまわって質問に回答。青年からは「アジアの状況がやばいって考える人たちがいる」との問いに「国際紛争に武力をもちだす考え方の転換が必要。徹底的な対話の枠組みが世界で増えている。南スーダンにしても和平のための非軍事的支援が必要で、それこそ9条をもつ日本が活躍できる」と答えました。
働く環境の改善の仕方を尋ねた下妻恵一さん(24)は「日給月給制で休めば給料が減るし奨学金返済はきつい。選挙の大事さをまわりの人に伝えれば世の中変わるのでは。吉良さんの言葉に背中を押された気がする」と話しました。
会場で2人が入党を決意。42歳の女性は、「最初に入った会社はタイムカードでは残業50時間だけど実際は100時間で、それが普通と思っていた。党員としてそういう話を身近でできるつながりをつくり生活向上につなげたい」と語りました。