2021年9月10日
8月大雨被害 八女市・みやま市に義援金
日本共産党福岡県委員会は8日、8月の豪雨水害で甚大な被害を受けた同県八女(やめ)市と、みやま市に党中央委員会からの義援金を届けました。立川由美県議、江口まなぶ衆院福岡7区候補が各市庁舎を訪ねました。
八女市では、三田村統之市長と懇談。松崎辰義、森茂生両党市議が同席しました。三田村市長は、森林が65%を占める同市において災害の危険がある地域が市内約1500カ所、ため池が約100カ所あると述べ、「豪雨になると常に危険な状態。森林保全やため池災害の防止、河川の氾濫をどう防ぐかが課題だ」と話しました。立川県議は、同市内の被災地の視察を報告し「住民と自治体のたくさんの声を聞いて県に届けたい」と話しました。
みやま市では松嶋盛人市長が応対し、土砂災害でいまだ4世帯が避難していることや、大豆や農業機械の甚大な被害について説明。4年続けて豪雨の被害を受け、中には昨年の豪雨被害で復旧した急傾斜地が再度崩落した箇所もあると語りました。河川の合流地点での溢水(いっすい)や、内水氾濫の問題を訴えた松嶋市長に立川県議は「河川整備をしっかりすることが災害を減らすことにつながる。しゅんせつ予算の確保など引き続き県に求めていく」と述べました。