北九州市議選2021

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2021年2月1日

北九州市議選の結果について

2021年2月1日 日本共産党福岡県委員会

1月31日投開票で行われた北九州市議選で、日本共産党は現有8議席から10議席回復をめざして奮闘しました。八幡西区で2人の新人が当選したのをはじめ、現有8議席を確保しましたが、八幡東区で及ばず、小倉南区で1議席にとどまり、得票数、得票率とも前回から減らしました。8議席にとどまり、有権者のみなさんの期待にこたえられなかったことをお詫びいたします。

コロナ禍というかつてない困難な中で奮闘された党員、後援会員のみなさんに心から敬意を表するとともに、ご支援、ご協力をいただきました支持者のみなさんに、心から感謝を申し上げます。また、全国から物心両面のご支援をいただきましたことに深くお礼申し上げます。

日本共産党は、新しい市議会で、選挙で掲げた公約の実現にむけて全力をあげるとともに、とりわけ急がれるコロナ危機から市民の命と暮らしを守る対策の早期実行を市に迫っていきます。

今回の市議選は、昨年から続くコロナ感染拡大による緊急事態宣言下での異例の選挙となりました。日本共産党はコロナから命と暮らしを守る取り組みに全力をあげつつ、感染防止に最善を尽くして困難な中でも活動を維持、発展させる立場でたたかいました。そして、コロナ危機の中、菅政権と一緒になって3500億円もかかる下関北九州道路計画を推進する市政でいいのか、命と暮らし第一の市政の実現を提起し、たたかいました。自民党、公明党の候補者は具体的なコロナ対策を語らず、政策論争から逃げ、組織締め付けに頼りました。これに対し、日本共産党は「下北道路よりコロナ対策を」「黙っていたら下北道路、声をあげれば保健所増設、高齢者福祉乗車券、少人数学級実現」と訴えました。

さらに、コロナ対策で後手後手、高齢者医療費2倍化を狙う菅政権と自民・公明に審判を下し、「政権交代の流れを北九州から」と訴えました。自民党は議席増を狙いましたが、現職6人が落選し、市民の審判が下りました。

日本共産党は、声とビラの大量政治宣伝、インターネット・SNSを使った選挙活動、期日前投票の呼びかけを重視し、強化しました。私たちの訴えは市民の共感を広げ、自民党を追いつめましたが、それを日本共産党の得票と議席の前進に十分には結びつけることができませんでした。自民党批判が広がるなか、なぜ8議席にとどまったのか、自力不足の問題やたたかい方の問題を含め、みなさんのご意見を広く聞きながら総括し、教訓を引き出し、きたる総選挙をはじめとする今後のたたかいに生かしていきます。

みなさんの声をお聞かせください