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2022年7月19日

「参議院選挙の結果について」県委員会の声明

2022年7月11日 日本共産党福岡県委員会

にひさんの議席を回復

にひ そうへい

7月10日投開票で行われた参議院選挙で、日本共産党は比例区で3議席を獲得し、西日本17県を主な活動地域とするにひそうへい候補の議席を回復しました。改憲勢力が3分の2を占めることとなったもとで、弁護士でもあるにひさんの議席を回復したことは、今後のたたかいの大きな力となるものです。残念ながら目標の比例5議席にはとどきませんでした。

また東京選挙区で、山添拓さんの現職議席を守り、合計4議席となりました。非改選とあわせて11議席となります。沖縄選挙区で「オール沖縄」のイハ洋一候補が、大接戦のすえ自民党議席を破り、議席を守りました。

ロシアによるウクライナ侵略が続き、「戦争か平和か」が鋭く問われるもと、日本共産党は、東アジアに「外交による平和」を築いていくこと、憲法9条を生かし、平和の外交をおしすすめることを訴えました。また、平和も暮らしも壊す大軍拡、軍事費2倍化にキッパリ反対し、消費税の5&への緊急減税や、時給1,500円の実現で暮らしに希望がもてる政治を実現することなどを、テロに屈することなく堂々と訴え、選挙戦をたたかいました。それらの公約の実現のために全力をつくす決意です。

福岡県の結果

福岡県では、比例代表で11万9,013票(得票率5.9%)を得ましたが、3年前の前回参院選挙と比べて4万479票減となりました。

福岡選挙区(定数3)では、まじま省三候補が9万8,746票 (得票率4.9%)を獲得しましたが、及びませんでした。

昼夜を分かたず、日本共産党の躍進のためにがんばっていただいたすべての支持者のみなさん、「しんぶん赤旗」読者のみなさん、党員や講演会員のみなさんに心から感謝申し上げます。

選挙をたたかっての感想やご意見を党員や講演会員のみなさんに寄せていただき、県委員会としての総括をすすめたいと思います。参議院選挙の大事な経験、教訓を生かして、来年春の統一地方選挙と、12日告示される添田町議選をはじめ今後の中間選挙での勝利、躍進をめざしてがんばりたいと思います。また、市民と野党の共闘をいっそう発展させ、次の総選挙での政権交代に向かって奮闘していく決意です。

ひきつづき、ご指示、ご支援をよろしくお願いいたします。

2019年参院選2021年衆院選2022年参院選
日本共産党159,492(9.06%)139,724(6.52%)119,013(5.9%)
自民党648,026(36.81%)706,799(32.97%)670,410(33.5%)
公明党283,394(16.10%)371,843(17.34%)290,270(14.5%)
立憲民主党242,419(13.77%)414,686(19.34%)277,558(13.8%)
国民民主党159,996(9.09%)93,827(4.38%)120,380(6.0%)
日本維新の会104,888(5.96%)237,590(11.08%)224,193(11.2%)
福岡県の主要政党の得票推移(比例)

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