2019年12月11日
しんぶん赤旗2019年12月11日
乱開発〝待った〟ご一緒に
田村、真島氏が国会報告 福岡・飯塚
大規模太陽光発電の乱開発に住民が怒りの声をあげている福岡県飯塚市で田村貴昭衆院議員は12月8日、真島省三衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補、川上直喜市議と問題を取り上げた国会質問を報告しました。
現地白旗山のふもとの公民館に住民約60人が集まり立ち見も出るなか、田村氏は、メガソーラー開発に当たって国から「住民合意」や「地域の理解」を重視する答弁を引き出したと述べ、「これを武器に皆さんとたたかっていきたい」と語りました。気候変動による豪雨が相次ぐなか住民を危険にさらす森林破壊は許されないと強調。「業者本位、自然破壊を許す政治、法律をただしていこう。住民無視の開発に待ったをかける日本共産党と野党の議席を伸ばしてほしい」と力を込めました。
真島氏は、住宅地の産廃計画を断念に追い込んだ経験や下請け法の運用を改正・強化させた国会活動を語り、力を合わせて企業のもうけを国民の尊厳や幸せの上に置く政治を変えようと訴え。「日本共産党ももっと力をつけたい。ぜひ一歩踏み出して党に入ってほしい」と呼びかけました。
緑ケ丘自治会の会長は、「ちょっとした雨でも危険にさらされるような状態でも県は動かず、住民は憤りを感じています。田村さんに来てもらって大変心強い。国会議員としてどんどんこの問題を県に押しこんでいってほしい」と期待をにじませました。