2014年12月15日2014年12月17日
共産党大躍進 21議席
九州・沖縄ブロック3議席獲得
第47回衆院選が14日投開票され、日本共産党は改選前の8議席から21議席へ、大躍進を果たしました。2000年の20議席を上回り、衆議院に単独で法案を提案する権利を獲得、安倍暴走政治に対し、国民的共同をさらに大きく広げ、対案を掲げて対決する足場を築きました。
志位和夫委員長は開票途中の会見で「手応えは大変熱いものがあった。選挙戦では、消費税の問題や暮らしを立て直してほしいという声や、集団的自衛権の行使容認は危ないという声などが多く寄せられた。また、安倍総理大臣は『この道しかない』と言っていたが、この道はどうも危ないぞという声も広がった。共産党が、安倍政権と正面から対決し、経済でも外交でも、国民の立場に立った対案を示すという姿勢が評価されたと思う」と述べました。
日本共産党は、九州・沖縄でも、改選前の1議席から3議席へと躍進。沖縄県では1区の日本共産党・赤嶺政賢氏をはじめ、国による名護市辺野古への新基地建設計画に反対する翁長知事与党の4人がそろって当選を決め、全4選挙区で自民前職の候補が敗れました。
比例九州・沖縄ブロックでは、いずれも新人の田村貴昭、真島省三の両氏が当選。くらしと景気、消費税、改憲策動と「戦争する国づくり」、原発再稼働、TPPなど、「暴走する安倍政権に立ち向かい、切実な九州・沖縄の声を国政に届け、国民本位の政治に変える」と強調しました。