2015年5月29日2015年5月31日
戦争法案阻止で力合わせよう 戦場行けば犠牲出る
いせだ参院候補が街頭演説
日本共産党のいせだ良子参院比例候補は5月28日、福岡県久留米市で街頭演説し、戦争法阻止へ立場を超え、力を合わせようと呼びかけました。
いせだ氏は、署名活動で対話になった中学生たちから「安倍首相は本当に戦争を始めるの」「僕たちが戦争に行くことになるの」など口々に不安を訴えられたことなどを紹介。「日本の未来を担う青年たちに、こんな悩みを抱えさせてしまっていいのでしょうか。いま私たちがすべきことは憲法9条を守り、生かす国づくりを進め、子どもたちに引き継いでいくことです」と力を込めました。
西鉄久留米駅前での宣伝には、金子むつみ市議や党筑後地区委員会、支部から約10人が参加し、ビラ配布や署名への協力を呼びかけました。ビラを受け取った男性(79)は、朝鮮半島からの引き揚げ体験や食糧難など戦後に味わった多くの苦労を回想し、「安倍さんは戦争体験者の思いを何も分かっていない。戦場に行けば必ず自衛隊に犠牲が出る。そういう危険すら国民に隠して押し通そうとしているのは、とても認められない」と話していました。
(しんぶん赤旗 2015年5月30日)