2015年2月23日
山下書記局長を迎え、演説会開催
いっせい地方選挙勝利にむけて熱気あふれる
日本共産党が支持する「笑顔の福岡県の会」(無党派)の後藤とみかず県知事予定候補が来賓あいさつ。党公認の福岡県議・福岡市議・一般市町議員予定候補が勢ぞろいしました。国会からまじま省三衆院議員も駆けつけ、安倍暴走政治からくらしと平和を守る防波堤となる地方政治の実現を訴えました。
山下氏は冒頭、昨年12月の総選挙で21議席に躍進し、議案提案権を獲得した党国会議員団が、ただちに政党助成金廃止法案を提案するなど、国民要求を担って奮闘するかけがえのない役割を力説。くらしと経済、雇用、集団的自衛権と「海外で戦争する国づくり」、原発、沖縄新基地建設のいずれの重要問題でも、安倍政権の暴走と正面から対決し、対案を掲げて国民との共同を広げる日本共産党の値打ちをわかりやすく解明しました。
福岡県政の問題点に話を進めた山下氏は、国の悪政から県民をまもるべき県政が、国いいなりで県民を苦しめていると批判。介護・後期医療・国保などの社会保障に加え、教育予算も47都道府県の最低レベルなのに、他方で必要のないダム開発に巨額の税金を注ぎこみ、さらに第二関門橋構想の焼き直しである下関北九州道路(1,500億円)の建設を推進していると告発、「逆立ち県政をただす後藤知事の誕生を」と訴えました。
また、党県議が空白となったもと、県政をチェックすべき県議会で「オール与党」(自民、公明、民主)が知事提案にすべて賛成する一方、県民の請願には背を向けていると批判。2兆円の新福岡空港建設をストップさせ、県警裏金事件の追及で7億円の予算を減らさせたかつての党県議団の奮闘を紹介し、「県民の願いを届け、県政を厳しくチェックする日本共産党の県議を」と熱烈に訴えました。
演説会では県議候補を代表してたかせ菜穂子予定候補、福岡市議候補を代表して中山いくみ予定候補がそれぞれ決意を表明しました。
参加者からは「勇気をもらった」「元気が出た」「この国を変えるのは共産党以外ない」などの感想が多数寄せられました。