2015年12月9日2015年12月13日
しんぶん赤旗 2015年12月9日
介護施設は運営が大変 党粕屋地区議員団が医師会と懇談
福岡県の日本共産党糟屋地区議員団は12月7日、久山町で粕屋医師会と懇談しました。懇談は毎年1回行ってきたもので、今年で7回目です。日本共産党から、いせだ良子参院比例候補が参加しました。
医師会から堤啓会長ら理事17人が出席。日本共産党から本田光・同議員団長(久山町議)ら地方議員、党宗粕地区委員会の新留清隆委員長の計10人が参加しました。
本田団長は、昨年の懇談会で意見が交わされた子どもの医療費無料化問題で、この日開会した久山町議会で、町長が「糟屋郡で足並みをそろえて中学生までの無料化を頑張りたい」と答えたことを紹介しました。
堤会長は「安倍首相は40万床の養護老人ホームをつくると息巻いていますが、医師会の中でもスタッフは不足している。ましてや介護施設は運営が大変で、給料も安く、介護職では子育ては難しい。介護報酬の50%ダウンで事業を縮小せざるを得ない状況です。大変な時代を生きてきた高齢者にとって安心して住める場を提供できるのは医師会の務めであり、ぜひとも医療分野にかかわらず、福祉分野に理解していただきたい」と語りました。
いせだ氏は、「憲法違反の戦争法に反対してたたかってきた国民と、政党、団体、個人が共闘して『国民連合政府』実現を呼びかけている」と語り、「医師会との懇談を続け、『地域医療構想』については今後の意見の場でお聞きしていきたい」と応じました。